SUPER耐久2019 第5戦-ツインリンクもてぎ

シーズンも終盤に差し掛かり今大会を含めて残り2大会となります。
また、最終戦は2グループ制の3時間レースになるので4名で戦う5時間レースは
今回が最後となりますのでフルメンバーで何とか良い結果を残したいレースとな
りました。
今大会の舞台となるツインリンクもてぎはDAISUKE選手ハマダ選手の地元に近
いこともあり応援団もたくさん来場しチームの雰囲気も盛り上がります。

   


練習日

走行開始からマシンバランスに課題があったので、各ドライバーが走行を終え
てから改善に向けた方向の確認を行い色々とセットアップをトライしていきました。
ドライバーのスキルや経験に幅があるスーパー耐久の場合チーム全体でタイム
を上げられることが大切になるので特にシングルシーターの経験しか無い小高
選手などには自分だけではなくチーム全体のドライビングを想像してセットアッ
プを進めていく流れは良い経験になったのではないかと思います。
セットアップも進みマシンもエンジンもノートラブルで順調に走行を進めていきま
した。今回はレース前の走行時間が7時間を超えることもあり走り過ぎによる消
耗も懸念されたのでいつもよりじっくりとセットアップが進められたことも良い流
れとなりました。
ニュータイヤから距離を重ねたタイヤでもバランスが良い状態で予選を迎えるこ
とが出来ました。


公式予選㈯晴れ

Aドライバー予選は東選手がアタックしました、もう少し良いタイムが出せる雰囲気
はありましたがそれでもまずまずのクラス5位の2’13.715を記録。
Bドライバー予選ではDAISUKE選手が2’14.336と自己ベストを大きく更新するタイムで
予選を終了。このタイムには驚きました。
AとBの合計タイムが4’28.051でクラス7位で決勝を迎えます。
Cドライバー予選ではハマダ選手が基準タイムをクリアしDドライバー予選で小高選
手が決勝に向けたブレーキローターへの焼き入れなどを行いレースに備えました。

ドライバー タイム 順位
東 徹次郎 2’13.715 5位
DAISUKE 2’14.336 8位
合算 4’28.051 7位

   


決勝レース(日)晴れ

5時間レースの決勝はDAISUKE選手でスタートしました。
他のスタードライバーはプロドライバーが多くアマチュアがそれについていくこ
とに精一杯なことは当たり前な展開ですが、DAISUKE選手が予選から見せた
速さは決勝でも健在!レースペースが非常に良くこれまでの経験が開花し始
めた様子でした!
2ndスティントにはハマダ選手が乗車し少し目標よりはペースが下がりましたが、
特にミスやペナルティもなく周回を重ね最後のピットインで自ピットを通り過ぎ
るまさかのハプニングがありましたがFCY中であったこともあり大きなロスには
なりませんでした。

  

3tdスティントには東選手が乗車し100分間のロングスティントとなりましたが
安定したラップで周回を重ねます。しかしピットのタイミングなどもあり前のマ
シンと一周の差がついておりましたが諦めずにプッシュを続けます。
最終スティントには小高選手が乗車し東選手と同じ100分のスティントとなりま
す。レース後半にはブレーキのフィーリングが熱の影響なのか悪いとのことで
レースペースが上げられませんでしたがロングレースならではの経験が積め
たと思います。大きなミスもなく5位でチェッカーを受けられました。